【初学者向けのみ】電磁気学のおすすめの参考書3選

初学者におすすめの電磁気学の参考書3選

本記事で紹介している参考書は、各種サイトでの評判や実際に読んでみて感じたことを基に、私が独断と偏見で選んだものです。購入の前に一度図書館などで内容を確認することをおすすめします。

こんにちは、krです。今回は

電磁気が全然分からん!

とイライラを抑えきれない方のために初学者におすすめの電磁気学の分かりやすい参考書を3つご紹介します。

参考書は以下の条件を満たすものを選びました。

・堅苦しくない
・難しい言葉、記号を使っていない
・図や例を多く用いている

Prime Studentの特典内容や登録方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

史上最強図解 これならわかる!電磁気学

著者遠藤雅守ページ数344
発売日2014/8/11試し読みはありません
本の目次
  1. 電磁気学を学ぶ前に
  2. クローンの法則と電場
  3. ガウスの法則
  4. 静電ポテンシャルとエネルギー
  5. 誘電体と電束密度
  6. 電流と磁場
  7. 電流とエネルギー
  8. 磁性体と「磁場の強さ」
  9. 電磁誘導とマクスウェル方程式

図やイラストがとにかく多い参考書です。恐らくこの本以上に図やイラストがある本はありません

電磁気は頭の中でイメージするのが特に難しい分野ですが、この本を使えばイメージで苦労することはないでしょう。

練習問題は少ししかないので、副読本として使うのがベストだと思います。

先生
先生

物理的なイメージをしっかりと理解したい方におすすめです!

電磁気学がわかる

著者田原真人ページ数256
発売日2011/7/7試し読みはこちら(PCのみ)
本の目次
  1. 電磁気学の歴史
  2. 静電場
  3. 電位
  4. 定常電流
  5. 静磁場
  6. ベクトルポテンシャル
  7. マクスウェル方程式
  8. 電磁波
  9. 特殊相対論への道

こちらも図やイラストが多めの参考書です。

定理や法則の導出が丁寧で分かりやすく、「どうしてこうなるのか?」を解消してくれると思います。

余白が十分に取ってあるので見やすく、よくある「字が多すぎて読む気にならん!」状態を回避することができます。

例題がほんの少しありますが、演習問題は一切ないので、こちらも副読本として使うのが良いでしょう。

先生
先生

定理・法則を数式的にしっかり理解したい方におすすめです!

電磁気学I – 電場と磁場
電磁気学II – 変動する電磁場

著者長岡洋介ページ数230
発売日2017/12/6試し読みはこちら
本の目次
  1. 電荷にはたらく力
  2. 静電場の性質
  3. 静電場の微分法則
  4. 導体と静電場
  5. 定常電流の性質
  6. 電流と静磁場
著者長岡洋介ページ数354
発売日2017/12/6試し読みはこちら
本の目次
  1. 電磁誘導の法則
  2. マクスウェルの方程式と電磁波
  3. 物質中の電場と磁場
  4. 変動する電磁場と物質

他の2冊より図やイラストが少なめの、少しレベルの高い参考書です。

ところどころに例題が入っており、章末には演習問題が3問ほどずつあります。演習問題の解答は略解ではあるものの、まぁまぁ丁寧です。

内容は少し難しめで、高校生や文系の方には難しいと思いますが、理系の方には良い難易度だと思います。

分冊になっているので持ち運びは不便かもしれませんが、1冊1冊は小さくて持ち運びやすいです。

先生
先生

電磁気の基礎をしっかり学びたい方におすすめです!

まとめ

今回は初学者におすすめの電磁気学の参考書を3冊ご紹介しました。

電磁気って本当に概念をイメージするのが難しい分野だと思うので、分かりやすい参考書を使って勉強頑張ってください!

電気回路初学者におすすめの参考書・問題集5選
力学

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大学の数学や物理を「分かりやすく、簡潔にまとめた」サイトがあればいいなと思い、作ってみることにしました。

自分も勉強中の身ですので、もしかしたら間違っていることを書いているかもしれません。なので、参考程度に見てください(笑)。
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