本記事で紹介している参考書は、各種サイトでの評判や実際に読んでみて感じたことを基に、私が独断と偏見で選んだものです。購入の前に一度図書館などで内容を確認することをおすすめします。
こんにちは、krです。今回は

ベクトル解析が意味分からないよ~(泣)
と枕を濡らす日々を送っている方のために初学者におすすめの参考書を3つご紹介します。
参考書は以下の条件を満たすものを選びました。
Prime Studentの特典内容や登録方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
高校生からわかるベクトル解析
著者 | 涌井良幸 | ページ数 | 311 |
発売日 | 2017/12/27 | 試し読みはこちら |
図やイラストの豊富な参考書です。
図が結構細かいものが多く、厳密なイメージを知りたい方にはピッタリだと思いますが、大体のイメージを掴めれば良い方にはちょっと不向きかもしれません。
ベクトル解析自体がそもそも難しいので、実際に「高校生でもわかる」かと言われれば微妙ですが、大学生ならば理解しやすいでしょう。
一見内容が薄そうに見えますが、初学者が学ぶべきところは全て網羅しているので安心してください。あと、思ってるより分厚いです。
各章の途中に例題はいくつかあるのですが、章末などにある練習問題は一切ありません。なので、問題集としては使えないでしょう。

初歩の初歩から始めたい方におすすめです!
道具としてのベクトル解析
著者 | 涌井貞美 | ページ数 | 224 |
発売日 | 2017/6/29 | 試し読みはこちら(PCのみ) |
こちらも図とイラストが豊富な参考書です。「高校生からわかるベクトル解析」よりも図やイラストは分かりやすいかもしれません。
タイトルの通り、道具として利用する上で必要な知識を凝縮してあるため、「この知識いる?」って状態になりません。
専門書は読みにくい本が多いですが、この本ほど読みやすい本はなかなかないと思います。
例題はいくつかありますが、まとまった演習問題はありません。副読本としての利用がベストだと思います。

理工系の学生におすすめです!
マセマ ベクトル解析
著者 | 馬場敬之 | ページ数 | 255 |
発売日 | 2021/11/12 | 試し読みはありません |
有名なマセマの参考書です。
この本の最大の特徴は何といっても「読者に優しい」ことです。
読者が詰まりそうなところに補足を加えてくれているため、無駄に時間を使うことなく、スラスラ読み進めることができます。
図もたくさんありますし、計算も丁寧なので、まさに初学者向けでしょう。
ただ、赤色で強調されている部分がページ内にたくさんあるため、人によっては見にくく感じるかもしれません。
例題・演習問題もいくつかありますが、テスト対策には物足りないと思います。

丁寧で分かりやすい参考書を求めている方におすすめです!
まとめ
今回はベクトル解析のおすすめの分かりやすい参考書を3つご紹介しました。
どの参考書を使うかで勉強の効率が全然違うので、自分に合った分かりやすい参考書を探してみてください。
・堅苦しくない
・難しい言葉、記号を使っていない
・図や例を多く用いている
・解答がしっかりと書いてある