【初学者向けのみ】情報理論のおすすめの参考書3選

初学者におすすめの情報理論の参考書3選

本記事で紹介している参考書は、各種サイトでの評判や実際に読んでみて感じたことを基に、私が独断と偏見で選んだものです。購入の前に一度図書館などで内容を確認することをおすすめします。

こんにちは、krです。今回は

情報理論が全く分からん…

と嘆く方のために初学者におすすめの情報理論の分かりやすい参考書を3つご紹介します。

参考書は以下の条件を満たすものを選びました。

・堅苦しくない
・難しい言葉、記号を使っていない
・図や例を多く用いている
・解答がしっかりと書いてある

Prime Studentの特典内容や登録方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

情報理論 情報量~誤り訂正がよくわかる

著者相河聡ページ数178
発売日2018/6/8試し読みはこちら(PCのみ)
本の目次
  1. 序章
    1. 情報理論の工学的意味
  2. 情報量と情報源符号化
    1. 自己情報量とエントロピー
    2. 通信路のモデル
    3. 相互情報量
    4. 記憶のある情報源
    5. 情報源符号化
  3. 通信路符号化
    1. 符号語と誤り検出・訂正
    2. ハミング距離と誤り検出・訂正能力
    3. ハミング符号とシンドローム
    4. 線形性とベクトル・行列表現
    5. 巡回性と多項式表現
    6. 巡回符号の復号と生成多項式の根
    7. 各種誤り制御と実現回路
    8. 畳み込み符号

図やイラストが豊富な参考書です。

情報理論に限りませんが、抽象的な概念をどれだけ頭の中にイメージできるかで理解度に差がつくので、図やイラストが多いこの参考書は初学者の学習の助けになるはずです。

毎章、例題と演習問題が3問ずつほど付いており、解答はかなり丁寧に分かりやすく書かれています

先生
先生

最初の1冊にピッタリでしょう!

はじめての情報理論 第2版

著者稲井寛ページ数192
発売日2020/11/26試し読みはこちら(PCのみ)
本の目次
  1. 序論
  2. 情報量
  3. 情報源
  4. 情報源符号化
  5. 通信路
  6. 通信路符号化
  7. 線形符号

はじめての情報理論」の新版です。旧版のレビューも参考にしてください。

この参考書はとにかく計算過程が丁寧に書かれています。他の本なら省略するようなところまでしっかり書いてあるのです。

レイアウトも良いため「見づらい」と感じることは恐らくないでしょう。

例題・演習問題の数はそこそこ多く、解答はとても丁寧で分かりやすいです。

先生
先生

計算過程を省略してほしくない人におすすめです!

情報理論 改訂2版

著者今井秀樹ページ数280
発売日2019/2/22試し読みはこちら
本の目次
  1. 序 論
  2. 情報理論の問題
  3. 情報源と通信路のモデル
  4. 情報源符号化とその限界
  5. 情報量とひずみ
  6. 通信路符号化の限界
  7. 通信路符号化法
  8. アナログ情報源とアナログ通信路

他の2冊と比べるとレベル高めな参考書です。

途中途中に例はいくつかあるものの、例題はなく、各章演習問題が5~10問ほど付いています。解答は少し分かりにくいところもあり、他に演習用の本を用意する必要があるかもしれません。

「情報理論の知識をしっかり身に着けたい!」という方にはおすすめですが、「単位だけ取れれば良い!」という方には他の2冊がおすすめです。

先生
先生

情報理論を深く学びたい方におすすめです!

まとめ

今回は初学者におすすめの情報理論の参考書を紹介しました。

「どの本で学ぶか」が非常に重要なので、ぜひ自分に合った参考書を探してみてください。

初学者におすすめの論理回路の参考書3選

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大学の数学や物理を「分かりやすく、簡潔にまとめた」サイトがあればいいなと思い、作ってみることにしました。

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