【初学者向けのみ】材料力学のおすすめの参考書5選

本記事で紹介している参考書は、各種サイトでの評判や実際に読んでみて感じたことを基に、私が独断と偏見で選んだものです。購入の前に一度図書館などで内容を確認することをおすすめします。

こんにちは、krです。今回は

な~んもわからん

と悟りを開きかけている方のために「初学者におすすめの材料力学の参考書」を5つ紹介します。

参考書は以下の条件を満たすものを選びました。

・堅苦しくない
・難しい言葉、記号を使っていない
・図や例を多く用いている
・解答がしっかりと書いてある

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参考書

マンガでわかる材料力学

著者末益 博志 ほかページ数225
発売日2012/1/20試し読みはこちら
本の目次
  1. 部室だって、ルームシェア!?
  2. 変形する物体の力学
  3. 応力
  4. ひずみと変形
  5. 材料の強さと力学的性質
  6. 応力の計算方法
  7. 材料力学の応用

マンガのストーリー展開の中で材料力学の基本知識を説明されているため、退屈することのなく材料力学を学べる参考書です。

消しゴム、本棚、シーソーなどの身近にあるものになぞらえて解説されているため、理解しやすいです。

初めはベクトルやモーメント、力のつり合いなどから解説されており、物理が苦手な人でも読むことができます。

問題数はほとんどないですが、解説は丁寧にされています。読み物として材料力学の入門書とすると良いでしょう。

先生
先生

材料力学の基本を理解したい人におすすめです!

やさしく学べる材料力学(第3版)

著者伊藤 勝悦ページ数256
発売日2014/11/21試し読みはこちら(PCのみ)
本の目次
  1. 応力,ひずみおよび単位
  2. フックの法則
  3. 材料の引張試験と許容応力
  4. 組合せ構造物
  5. 熱応力
  6. 棒材の少し複雑な問題
  7. 平面応力とモールの応力円
  8. 薄肉かく
  9. はりの断面に働く力とモーメント
  10. 断面二次モーメント
  11. はりの曲げ応力
  12. はりのたわみ
  13. 不静定はり
  14. 平等強さのはり
  15. 軸のねじり
  16. コイルばね
  17. 衝撃応カ
  18. 長柱の座屈
  19. カステリアーノの定理

材料力学のほぼ全ての分野を網羅した参考書です。

熱応力の複雑な問題でも簡単に解ける手法が提示されていたり、モールの応力円を描く際にせん断応力の矢印の向きの違いを明確に説明されていたり、他の参考書よりも丁寧に解説されている部分が多いです。

応力を求める際に部材を空中に切り出して力のつり合い式を与えるように、図を多く用いて分かりやすく説明されています。

演習問題の数は多いです。例題は簡単な問題で解説も丁寧ですが、練習問題は数式だけしか書かれていない問題もあります。

先生
先生

材料力学の全てをしっかりと学習したい人におすすめです!

ゼロからわかる材料力学 (わかる基礎入門)

著者小峯 龍男ページ数288
発売日2016/4/13試し読みはこちら
本の目次
  1. 材料力学のはじめに
  2. 応力とひずみ
  3. はりと線図
  4. はりの強さと変形
  5. 軸とねじり
  6. トラス
  7. 組み合わせ応力

理解しやすい数式と図を用いて丁寧に解説されている参考書です。

扱う数式展開のほとんどが代数と三角関数であり、微分積分などはほとんど使用せずに説明しているため、数学が苦手な人でも簡単に理解できます。

また、各章の最後にコラムがあり、その章で学んだ材料力学の知識がどのような場面で活かすことができるのかを認識することができます。

演習問題の数は普通で、例題・練習問題の両方とも解説が非常に丁寧です。

先生
先生

数学が苦手な人におすすめです!

図解 はじめての材料力学 (KS理工学専門書)

著者荒井 政大ページ数240
発売日2012/7/6試し読みはこちら(PCのみ)
本の目次
  1. 材料力学とは
  2. 力学の基礎
  3. 応力とひずみ
  4. 真応力と真ひずみ
  5. 材料の応力―ひずみ線図
  6. さまざまな棒や板の変形
  7. 不静定問題の基礎
  8. 熱応力
  9. トラス組合せ応力
  10. 主応力
  11. モールの応力円
  12. はりのせん断力と曲げモーメント
  13. はりの曲げ応力
  14. 静定はりのたわみ(1)
  15. 静定はりのたわみ(2)
  16. 不静定はりのたわみ
  17. 棒のねじり(1)
  18. 棒のねじり(2)
  19. 座屈
  20. ひずみエネルギーの基礎
  21. ひずみエネルギーの応用
  22. 応力集中
  23. 破壊力学の基礎

材料力学の基礎を中心に解説している参考書です。

初めから数式で説明するのではなく、初学者が理解しやすいように材料の変形の解説に重点をおき、その後に式を導出しています。

材料変形の仕組みについて、原子の大きさの尺度から目視できる尺度まで、材料力学の基礎的なことを取り入れて解説されています。

問題演習の数は多く、解説も丁寧です。練習問題を通して応用力を身につけることができるでしょう。

先生
先生

基礎をしっかりと理解したい人におすすめです!

改訂新版 これならわかる 図解でやさしい 入門 材料力学

著者有光 隆ページ数272
発売日2020/2/6試し読みはこちら(PCのみ)
本の目次
  1. 応力とひずみ
  2. 引張りと圧縮
  3. はりの曲げ
  4. はりの曲げ応力とたわみ
  5. 軸のねじり
  6. 骨組み構造
  7. ひずみエネルギー
  8. 組み合わせ応力

他の参考書では見られない「テンソル」を扱って解説されている部分がある参考書です。

初学者がつまづきやすい、せん断力、曲げモーメント、モールの応力円などについて一歩進んだ理解ができます。

三角関数のみを基礎として解説されており、微分積分を扱える人にとっても力学について改めて見直すことができる本です。

演習問題の数は少ないですが、解説は図と丁寧な数式変換を用いているので理解しやすいです。

先生
先生

より深い理解をしたい人におすすめです!

まとめ

今回は「初学者におすすめの材料力学の参考書」をご紹介しました。

参考書を変えるだけで学びやすさが全然違ってくるので、ぜひ自分に合った参考書を探してみてください。

量子力学初学者におすすめの参考書・問題集4選
力学

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大学の数学や物理を「分かりやすく、簡潔にまとめた」サイトがあればいいなと思い、作ってみることにしました。

自分も勉強中の身ですので、もしかしたら間違っていることを書いているかもしれません。なので、参考程度に見てください(笑)。
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