本記事で紹介している参考書は、各種サイトでの評判や実際に読んでみて感じたことを基に、私が独断と偏見で選んだものです。購入の前に一度図書館などで内容を確認することをおすすめします。
こんにちは、krです。今回は

ま、まぁ力学なんて出来なくても将来困らないし?
と現実逃避気味の方のために「初学者におすすめの力学の参考書」を4つ紹介します。
参考書は以下の条件を満たすものを選びました。
Prime Studentの特典内容や登録方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
よくわかる初等力学
著者 | 前野昌弘 | ページ数 | 416 |
発売日 | 2013/2/8 | 試し読みはありません |
図やイラストがかなり多い参考書です。
とにかく説明が丁寧で、読者が疑問に思うようなところに括弧書きで補足をたくさん入れてくれています。
そのためページ数は416ページと他の本よりもかなり分厚く、完読するにはかなり時間がかかるでしょう。
練習問題は少ないので、他に演習書を用意する必要があります。解答は結構丁寧なので安心してください。
誤植が多いとも言われていますが、最新版ではほとんど修正されているようです。なので、できる限り最新版を購入しましょう。

とにかく丁寧に説明してほしい人におすすめです!
マセマ 力学
著者 | 馬場敬之 | ページ数 | 271 |
発売日 | 2020/2/5 | 試し読みはありません |
有名なマセマの参考書です。
先ほどの「よくわかる初等力学」は補足をたくさん入れてくれていると言いましたが、この本も読者がつまづきやすいところに補足を入れまくってくれています。
また語り掛けるような文章であるため、授業を受けているような感覚でスラスラ読み進めることができます。
練習問題はかなり少ないので、副読本として使うのがベストでしょう。

とにかく単位を取りたい人におすすめです!
考える力学
著者 | 兵頭俊夫 | ページ数 | 345 |
発売日 | 2021/11/15 | 試し読みはありません |
Amazonなどで評価の高い有名な参考書です。
第2版は最近出たばっかりなので、レビューを見るときは旧版の「考える力学」の方も参考にしてください。
この参考書はとにかく解説が丁寧で、疑問に思うようなところをしっかりと論理的に解説しています。
また、語りかけるような文章で、ただただ事実を述べるのではなく、あえて冗長に書いているため、スラスラと読むことができます。
練習問題は各章8問程度で、基礎問題と応用問題から構成されています。

力学をしっかり学びたいけど、堅苦しい文章は嫌!という人にピッタリです。
基幹講座 物理学 力学
著者 | 篠本滋 坂口英継 | ページ数 | 356 |
発売日 | 2013/10/10 | 試し読みはありません |
ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英先生が監修した参考書です。
内容が少し難しく、文章が硬めなので、「文章を読むのが苦手で、白黒の参考書は眠くなるから苦手だな〜」という人には向いていません。
図が豊富で、高校数学の範囲外の数学的知識が必要なところはしっかりと解説を入れてくれているので、数学でつまずくことが少ないです。
練習問題は基礎的な問題の詰め合わせで、各章10問ずつぐらいあるので、先生から出された練習問題と合わせれば、テストぐらいなら乗り切れると思います。

基礎的な内容からかなり発展的な内容まで幅広く解説されているので、力学をしっかり学びたい人におすすめです!
まとめ
今回は「初学者におすすめの力学の参考書」をご紹介しました。
参考書を変えるだけで学びやすさが全然違ってくるので、ぜひ自分に合った参考書を探してみてください。
・堅苦しくない
・難しい言葉、記号を使っていない
・図や例を多く用いている
・解答がしっかりと書いてある